メンズエステ、略して「メンエス」。街中で見かける個室サロンや、癒しを求める人にはお馴染みの存在ですよね。でも、ちょっと気になりませんか?このメンエスって、いったいどこから始まったんでしょう。セラピストの手技や、オイルの香りに包まれた空間が急にできたわけじゃないんです。実は、メンズエステの歴史には意外なルーツや面白いエピソードが詰まっています。今回はその始まりをちょっと覗いてみますね。
メンエスって何?おさらいから始めます
まず、メンズエステとは何かをおさらいしましょう。メンズエステは、男性向けのリラクゼーションサービスです。セラピストがオイルマッサージやトークで心と体をほぐしてくれます。風俗とは違う健全な癒しが売りなんですけど、この「健全なのにドキドキする」絶妙なバランスが、メンズエステの魅力ですよね。この魅力がどうやって生まれたのか、歴史をたどってみます。
昭和の「健康マッサージ」がルーツなんです

メンズエステの歴史を遡ると、昭和の時代にたどり着きます。当時は都市部で「健康マッサージ」や「指圧」が流行っていました。戦後の疲れを癒すために、サラリーマンたちがマッサージ店に通っていたんです。ただ、今みたいな個室型ではなくて、オープンな空間で、肩こりや腰痛を解消する実用的な場所だったんですよ。
でも、1970年代くらいから変化が起きます。経済が成長して、生活に余裕が出てくると、リラクゼーションのニーズが「健康」から「癒し」にシフトしてきたんです。オイルを使ったマッサージが登場し、雰囲気も「治療」から「楽しむもの」に変わっていきます。これがメンズエステの原型なんですね。
風俗と分かれたきっかけは風営法です
ここからが面白いポイントです。1980年代、バブル景気で夜の遊びが派手になると、風俗業界が勢いを増してきます。その中で、マッサージ店の一部が「健全だけどちょっと色っぽい」路線を打ち出してきました。これがメンズエステの分かれ道なんです。
実は、この時期に風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)が大きな影響を与えます。「風俗じゃない、リラクゼーションですよ」と線引きする必要があったんです。風俗営業の許可を取らずに営業するには、性的サービスを提供しないことが条件。だから、店側は「癒し」を強調しつつ、雰囲気で客を引きつけるスタイルにシフトしていきました。セラピストの接客スキルやルックスが重視されるようになったのも、この頃からですよ。

2000年代でメンズエステが一気に進化します
そして2000年代に入ると、メンズエステが大きく花開きます。インターネットが普及して、口コミサイトや掲示板で「この店のセラピストがすごい」「あのコースが最高」なんて情報が広がりました。個室型サロンが増え、オイルマッサージにアロマを組み合わせたスタイルが主流になります。セラピストの衣装もオシャレになり、癒しプラス「ドキドキ感」を求める客層がハマったんです。

この頃から「メンズエステ」という言葉が業界で定着します。風俗でもなく、普通のマッサージでもない、独自のポジションを築いたんですね。摘発リスクを避けるため、店は「健全です」とアピールしつつ、客に満足感を与える…このバランス感覚が、メンエスの歴史をさらに魅力的にしています。
海外からの影響もあるんです
メンズエステって日本発祥っぽいですが、実は海外の影響も少しあります。例えば、タイ式マッサージや韓国のアカスリなど、アジアのマッサージ文化が日本に流れ込んできた時期があったんです。オイルマッサージ自体はヨーロッパが起源ですし、メンズエステがそのエッセンスを取り入れて進化した可能性もあります。セラピストと密着するスタイルも、海外のスパ文化からヒントを得たのかもしれませんね。

今のメンズエステ、これからどうなるんでしょう?
現在は2025年。メンズエステはさらに多様化しています。健全派からグレーゾーンまでいろんな店があり、摘発ニュースも時々耳にします。でも、「癒しとドキドキ」のバランスは、歴史が始まった頃から変わらないんです。セラピストの技術も進化して、昔じゃ考えられないような贅沢な体験ができる店も増えています。
メンズエステの歴史を振り返ると、昭和の疲れた人たちから令和の癒し重視の人まで、時代に合わせて姿を変えてきたのが分かります。これからも、風営法や社会の目と向き合いながら、メンズエステは進化を続けるでしょう。次に店に行くとき、この歴史を思い出して、セラピストに「昔ってどんな感じだったんですか?」なんて聞いてみるのも楽しいかもしれませんね。