「俺、けっこう通ってるのに…」「なんか最近、冷たくない?」
お気に入りのセラピストが他の客を優先しているように見える瞬間、ありませんか?
もちろん、セラピスト側にも理由があります。
でも、理由を知らずに不満を溜めてしまうと、通うのも気まずくなってしまいますよね。
今回は、セラピストが“ある客”を優先する本当の理由と、そこに隠された心理・事情を解説します。
1セラピストにも“優先したくなる客”がいる
どんなに丁寧な接客をしていても、セラピストも人間。
やはり「この人の予約は受けやすい」「会うと気持ちがラク」というお客さんは存在します。
たとえばこんな特徴の人は、自然と優先されやすい傾向があります。
- 予約や連絡がスムーズで、無理を言わない
- 会うたびにちゃんと「ありがとう」が言える
- リアクションが素直で、接していて疲れない
- SNSでの発信やDMでの距離感が適切
いわゆる「神対応」をしなくても、
一緒にいて安心できる人かどうかが、優先順位に大きく影響しているんです。
「推されてる人」の影に、セラピの“負担”あり
SNSで「○○さんが来てくれた♡」「今月○回目♡」などの投稿を見ると、
「なんでアイツばっかり…?」と感じてしまうこともありますよね。
でもその裏では、セラピストがこう思っていることもあります。
- 「この人はちゃんと指名してくれるから、こっちも応えなきゃ」
- 「自分を宣伝してくれるから、サービスで返したい」
- 「めんどくさくないから、リピートが嬉しい」
つまり、推されている人が楽な客とは限りません。
むしろ「この人のために頑張らなきゃ」って気を遣っている場合も多いのです。
優先されない原因は「悪意」じゃない
「なんで自分は後回しにされるんだろう」と思ったとき、
セラピストに悪意があるとは限りません。多くの場合、理由はこんなところにあります。
- 前回の予約でドタキャンや無断遅刻があった
- DMの返事を催促されたり、プライベートに踏み込まれた
- SNS上で匂わせやマウント投稿をされて気まずくなった
- 単純に、疲れていて対応しきれなかった
本人にとっては些細なことでも、セラピから見ると「ちょっと距離を置きたいな」と思う理由になりえます。
逆にいえば、「また会いたいな」と思わせる行動をとれば、状況はいくらでも変わります。
“推される側”になるためのヒント
特別扱いされる=過剰なプレゼントや頻度ではありません。
実際に優先されている人たちがやっているのは、こんな小さなことです。
- 予約時に「空いてるときで大丈夫です」と一言添える
- 施術後に「ありがとう、リフレッシュできた!」と伝える
- SNSで匂わせるのではなく、さりげなく応援投稿をする
- 距離感を崩さず、でも無関心ではいない
都合のいい客ではなく、気持ちよく会える客を目指す。
それだけで、優先順位は自然と変わっていきます。
おわりに
お気に入りセラピが他の客を優先するように感じるとき、
その背景には「気まずさ」「疲れ」「信頼度の差」など、さまざまな理由が隠れています。
でも、それは変えられない壁ではありません。
また会いたいと思わせるのは、特別な何かじゃなく——日々のちょっとした気遣いなんです。
もし「自分は優先されていないかも」と感じているなら、
一度、接し方をラクにしてあげる方向に寄せてみるのもひとつの手かもしれません。